2011年 09月 05日

コラム その1  *主観*

図鑑の広告にも書きました、18歳から(現在48歳です。)この業界を観て来ましたが、今の富貴蘭界は、まさに最盛期を迎えていると思います。

初めて韓国に蘭を見に行ったのは25の時、当時ビニールハウスだらけだった町が、今はオフィスビル、地価は何十倍にもなっているでしょう。

蘭屋さんは郊外にみな移っていきました。

30年前の業界は大阪池田の常磐園さん、浜松の天王植木さんが、トップを争っていました。

趣味者のトップは初代会長の藤井清七さんでした。

大阪方面には古い趣味者さんの大棚が沢山ありました。
工藤さん、角谷さん、宮本先生、城崎の木瀬さん、佐藤さん。また静岡県、愛知県にも古いお客さまが沢山いらして、色んなことを教えて頂きました。

その頃から振り返りますと、人も流通している蘭の品種も、まるっきり様変わりしております。

結果、当時人気の金牡丹の黄縞を欲しくて、大阪の角谷さんを訪問していたのが、現在は変わった奄美はないかと韓国に探しに行く。

羆を見たければ、藤井さん。

巧く交渉が成り立たず、日本海の城崎まで車を飛ばし木瀬さん、佐藤さんにお願いしたり。

現在は、豆葉の縞の新しいものはないかと韓国に飛ぶ。

20代毎月関西に出向いていたのが、最近は毎月韓国です。

今の富貴蘭界には30年前では考えられない様な新品種が続々と出て来ており、まさに最盛期。

江戸時代の将軍さんが見たらさぞ、よだれを垂らす様な蘭が、目白押しに発表されて来ています。

最近、他の古典園芸界の業者さん、お客さまに富貴蘭界の様子を聞かれます

。お答えする時はこう言っています。

「20〜30年はイケマス、それだけのネタが沢山ありますから。規模で春蘭界と比べると、100分の1位ですが、業界が小さいだけ、100倍の業界に成っていく可能性があります。それと比較的、歳の若いお客さまが多いいことです。」

これが春蘭界にも身を置き、30年間、日本と韓国を行き来してきました今の、私の主観で御座います。

200年近い歴史の中で、30年間携わっただけの若造の戯言ですので、聞き流して頂ければと思います。   園主敬白

by 0130hide | 2011-09-05 01:05 | 蘭亭 コラム
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