2011年 09月 08日

コラム その3  *反逆者*

日本で産まれて、日本人。

盆栽、山野草では無く、何故蘭なのか?

植物数寄なら色んな選択があったはず。

何故どうして蘭でなければならないのか、蘭でなければ自分が満足しないのか、真剣に考えたことがある。

正統派、本筋の物に対しての反逆、逆らって生きたいと云う、そんな変わり者の血が潜んでいる様な気がする。

例えばお茶の世界で振り返る。

本筋でいけば表千家、裏千家等のお抹茶の世界。

それに対してお煎茶の世界がある。

何時の時代も本道に行く人と、それに逆らい、逆向きに進む人が居る様な気がしてならない。

人と違うところにプライドを持ち、変わっていることに、喜びさえおぼえる。

いわゆる変人なのだ、と思う。

変人同士集まると、どれだけ変人なのかと競い出し、それが加速して行く。

蘭の好みも、その人、その人の変人ぶりで変わってくる。

基本的にそんな世界なのだ。

そんな世界で、そのまた逆、普通に大衆的に戻ろうとする人もいて、観察していると、とても面白い。

自分は世界で1番の変人で、1番の道楽者でいたいと思う。

私は、そんな一面を持った蘭の行商です。

by 0130hide | 2011-09-08 23:25 | 蘭亭 コラム
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