2013年 03月 04日

若い愛らん家さんからの質問~

梅原様

風蘭の栽培に関してお伺いしたいのですが、縞が裏側にかたよっている場合子に縞が継続しないと聞いていますが、継続しないのでしょうか?継続させる良い方法などありませんか?また、春蘭の場合縞をもっと出したい時はバラバラに割って弱らせて子を出すと派手柄が出ますが、風蘭も同じように縞が出る良い方法はないでしょうか?



Kさまへ

富貴らんの縞物の場合-
葉の中心に、縞柄がないとダメです。3分の1青でも、3分の2良い縞が真を通っていれば大丈夫です。そしてその縞が出来るだけ割れていること。ハデ目よりは、地味目の方が作るには安心です。
私達は、葉の表に無くても、葉の裏を見て確認します。
又豆葉の縞等の葉肉のあるらんに関しては、肉眼ではわからないこともしばしばあります。青だと思って外したが、栽培している内に最上柄になったりすることは時々ありますね。
墨のあるものは1度青になっても、いずれ出てくると言いますが、私感は、墨芸のものは、矮性化し葉肉を増すので、縞が沈んでいるのを見落しているだけだと思いますが…

春ランの場合-柄抜けの青から縞が出ることは、まれにありますが、ほとんど宝クジに当選する位の確率です。
30年位この仕事をしていて、カンランの緑宝の青20本立に、新芽1本だけ中透になっているものを一度だけ見たことはありますが…
人為的には、中々難しいことです。

人は、自分の眼で見たものを1番に信じてしまいがちです。
植物の世界にも、まだ私達の想像以上に不明なことも多々あると思います。
私的には、こんなところですが、色々研究する余地は、あるのではないでしょうか…

東京入りは、何時頃でしょうか?今月の15日16日は浜松町で、春らんの全国大会もありますよ。15日はらん仲間で集まる予定です。

by 0130hide | 2013-03-04 08:46 | 蘭亭 コラム
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