2013年 05月 27日

至楽を・・・少しだけ勝手に検証

先日開催された日本富貴蘭会愛知大会で、ひな壇にのった株立ちの至楽に

趣味者、業者間で大いに注目が集まった。

約8本立ちの大株、

親木、葉の間口は15cm強、

木全体に紅をさして、天葉の幽霊・・・白牡丹芸が美しいかった。

この木、一本子付きで4年前に当園が販売したもの

南伊豆の清水氏(会長さん)の愛培品である。

特別な栽培方法が有るのかと云うと、そうではなく(確かに栽培環境はいいのだが・・・)

はじめから、この系統はデカイ。

ルビー根がウリの品種だが、この木は泥根も出す。

左前の子を見ても解るが、普通では見られない、白散り斑の中に緑が多いい。

これが白牡丹なら、二級品に成ってしまうが・・・

この系統の場合は、この紺地が功を奏して、木に勢いをつけさらに大きくなる。

また金牡丹なんかのルビー根の木は、株のまま割らない方が、作りやすいこと、

2年以上経って棚になれると異常に増え出す。

高価な木は、待てずに割ってしまうことが多いので、1本立ちになると

子も親も、また力を落としてしまう。

たまに泥根を出すこの至楽でも、7〜8割はルビーなので、全体の根で一株を維持している状態である。



大会後、特にお問い合わせが多いので少しだけ、ご説明させて頂きました。

この系統、兄弟木はどこのお棚でも良く増殖しております。

昔の至楽のイメージとは、だいぶ変わってきました。












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by 0130hide | 2013-05-27 22:26 | 蘭亭 コラム
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