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2013年 08月 03日

高貴な雰囲気の…

絵付けは一流ですが、

鉢専門の作陶家のものでは無いと思われる鉢です。

むかし有田の作家さんに、オーダーされたものでしょう。

中に入れる植物と、鉢を作ったことがない作家さんに頼みますと、こんな感じになってしまったと、私は解釈しております。

こうゆう事は、柿右衛門なんかの蘭鉢でも、良く見受けられることでして、足の作りとかは一見、なっちゃ無いのですが、このアンバランスさが逆に面白しろかったりします。

サイズは、4.5寸位で美術株を入れて大会に出品するには持ってこいです。

富貴殿や富士錦、どちらかと云うと登録品種の白柄系に写る鉢だと思います。

富貴蘭以外では、細辛、松葉蘭、南天等に併せても感じが良いでしょう。

アッサリ画かれた鳳凰と桐の葉は、涼感があってなかなか良いものです。

こちらの商品の価格は¥ 120,000-になります。

赤花の大株なんかにも、合いそうです…

鉢を眺めていると、色んな想像カを掻きたてられますね…


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by 0130hide | 2013-08-03 06:18 | 古美術鉢
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