2016年 01月 29日

建国系解説のつづき・・・

昨日に引き続き、建国系の解説です。

最近、建国の青や羆の青から変化した品種が出てきました。

古いものでは、長寿楽と仮名が付いたもの

これは、三重県の愛蘭家さんが命名したもの

親は、木瀬さんのところの建国の青から数年で、出て来た中斑になったもの

中斑が100%継続する訳では、ありません。

ここら辺は、鳳や帝と一緒で、派手目だと継続しやすく

地味なものは、青木も出します。

後、月光羆と呼んんでいるもの

これは、神奈川の愛蘭家さん栽培の羆の青からの

芽変わり。

神奈川の業者さんのところで、五十鈴川といっていた中透けで色抜けの良い個体

これと、建国殿羆錦は、同種です。

しかし昔の文献に出てくる五十鈴川と同じものかどうかは、わかりません。

今確認のしようがないのでね・・・


商売人である私の見解は、当時の蘭商人が

派手に冴えて綺麗に見える建国、または羆の価値観を高める為の話の

様な気がします。

これは、あくまで推測ですが、

伊勢神宮の横を流れる五十鈴川と命名した商人としてのセンスは、

中々のものでは無いでしょうか・・・

きっと、旦那さんも喜んでくれたにちがいありません。


この品種は、柄が綺麗なのにルビーは出しません。

時々ルビーも出ると云うことで、その業者さんから仕入れ

販売した事がありますが、4年作っても1本も出ませんでした。

全国的に数がある訳では無いので見る機会も余り無いこととおもいます。

しかし、この建国殿羆錦をS歌さんのところに嫁にもらって頂いたのですが、

派手な中透けから、建国殿羆と同じ色の中透けも数本出ました。

なんと、なんと植物って解ら無いものです。

根の色までは、覚えていないとのことですが。

ルビーが出ていてもおかしくはありませんね。




後は、秋田のお兄さんのところの建国宝もありましたね。

夏に芸が出てくるものですね。

時期になると天葉は、綺麗な芸をしてくれます。


建国と羆

この2種の親、つまり柄が抜けてしまったものは、

先祖帰りしているので、私の見解は、同じものと考えております。

ですので、どちらからも同じ様な、白覆輪や白中透けもでている。


それから墨を引く品種、吟風や黒牡丹金牡丹系の様な品種というのは、

白縞、黄色縞や牡丹芸的な変化をしており

全国的に見ますとこれらが変化の過程であったり

芸が確立されたりしている現状です。


変化を期待させてくれる品種は、本当に楽しいものです。

水をあげるのにも、張り合いが出てきますしね。

本日は、ここまで・・・

園主











by 0130hide | 2016-01-29 08:55 | 蘭亭 コラム
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