2017年 07月 04日

ノンフィクションその3

ボチボチ、上野グリーンの準備も

しなくてはいけないし、

台風も来そうだし

今日位で、残雪物語も締め括らなくては…‥‥‥

そう事件は、お客様のところで起きた、

蘭が駄目に成ったと云う話ではない。

お客様が悪質なマッチポンプ式で誘ってくる

未公開株詐欺にあい

大損をしたのだ。

結局、全ての蘭を手放す事になり

私が全部引き取ることに。

お客様は、私が小学生の低学年の頃から

園に来ていた、と云う記憶がある。

少し歳上のうちの親父を慕い、

盆暮れには必ず、

私の実家に顔を出してくれていた。

親戚以上に毎年、毎年、キチキチと。

とても堅い性格な方だった、

からショックも大きく…‥‥‥

人生、何処に落とし穴があるか

わからないものである。

結局この残雪は、10年良い子が1本も出来ずに、

次のオーナーさんの所に行くことになる。

このブログでも、度々紹介している

東京の、じっちゃんの蘭舎にお引っ越し。

蘭と云うのは、不思議な生き物で

引っ越して、棚が替わった途端に、

立て続けに3本、良い柄の子を産んでくれた。

昔の話で恐縮だが、こんな事もあった。

所は、日本海の城崎。

川端康成の雪国で、登場する温泉街

その少し先で、羆を栽培されていたお客様がいた。

藤井先生から、直接譲り受けた蘭だが、

10年栽培するも、あおい子ばかり、

その熊を、私が譲り受け、

東京の御棚にお引っ越し、

な、な、なんと、その木も引っ越した次の年

素晴らしい本芸の子が上がったのだ。

蘭は時々、置場所を変えると

刺激に成って良いのかもしれない。

以上は、本当にあったお話。

商人とはいえ、本気になって仕入れた蘭は、

金額以上に思い入れが

湧いて来てしまう。

来歴と云うよりは、

人の人生が掛かっていたりする。

こちらも損なんか気にしないで

良いものには、飛び込むし…‥‥‥

蘭と心中する位の気持ちでやらないと

蘭も私も、モノにはならないだろうと考えている。

お陰様で、色々ありましたが、

あの時、損はたぶん

帳消しなったと思うが…‥‥‥

毎年、同じ事の繰返しをしているので、

結果は、退職でもしないとわかりませんね。

普段、寅さんやっておりまが、

私、一様、会社役員ですので…‥‥‥

では、これにて失礼いたします。

話が蘭とは、関係のない

脱線気味のコラムになりましたが、

ながなが、お付き合い頂き、

ありがとうございました。



                    園主

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by 0130hide | 2017-07-04 11:32
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