2017年 07月 28日
今日は、親子で富貴蘭作りに励んでいらっしゃる 九州の若手愛蘭家Tさん(33歳)を、ご紹介しますね。 象さんのお鼻で、葉っぱ折らないようにね。 おーきくな~れ‼ リキダスは、お姉ちゃんの役目? Tさんと不老白…‥‥‥ Tさん談 素人なりの作について。 春先は遮光40~50% 根が動きだして一発目に濃い目のリキダス500倍くらいをたっぷりと、その後は毎朝2000倍の霧吹き散布。 肥料は松永蘭園の固形肥料を溶かした液肥を品種に分けて500~1000倍のを2日に1回。風は上方四方から、夏は棚下からミストを出して工業用扇風機で拡散させてます。気温が35度を越える時には夕方も霧吹き散布をして、棚の温度と蘭の火照った身体を冷ませてあげます。これをする事で休眠せずに真夏でも根がとまりません。ただ、根が動いていると葉の成長が今一なのは見て解るので、この作は良し悪しなのかな?と思っている次第であります。 以下は、園主談 彼の棚場に初めてお邪魔したのは、一昨年でした。 九州は、大分県の海の側で、近くに仲間もいないようでした。 とりあえず、山口大会に来ませんかと、お誘いしました。会ってビックリ。イメージは角刈りのオッサンかなと思っていましたが、今時の若者でした。性格も、九州男児そのもの。画像通りのいい男です。彼は、造船関係の仕事をしている若社長で、普段は軽トラに乗って仕事しております。私が福岡空港に着くと言ったら、わざわざ、レンタカーを借りて迎えに来てくれました。小川ガーデンさんと、宮崎在住のお客様の御棚拝見に、2日間付き合ってくれました。九州は、いい人が多いですが、彼は、特に私のお気に入りです。お客様に対して、失礼な物言いになるかもしれませんが、大事な娘を嫁がせるからには、嫁ぎ先を選ばせていただきたい、というのが、私の流儀です。 増えた子は、また引き取って仕事をさせて頂いたり、長いお付き合いになるからこそ、やはり人間関係が一番大切と考えております。しっかりとしたポリシーを持って、富貴蘭作りに取り組んでいる姿を拝見して、私も希少な蘭を、お預けする気になりました。また、後日ヤフオク被害の蘭100鉢も、すべて引き取り、先見性のある品種に絞り作って見てはと、提案させて頂きました。東洋蘭は、奥が深い世界ですので、商人でも作り屋さんでも、愛蘭家仲間でもいい、誰かと二人三脚で楽しまれる方がいい結果が出るように思います。私も自分のお客様には、出来る限りご訪問して、フェースツーフェースで、意見交換、お付き合いさせていただきたいと考えております。
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| 2017-07-28 06:10
| お棚拝見
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商品在庫の確認は、メールまたはお電話でお願い致します。ブログに掲載の富貴蘭は、当園の商品の1部です。入手困難な品種購入に対してのご相談や、栽培上のご相談等は、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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