カテゴリ:蘭亭 コラム( 201 )


2011年 11月 02日

* コラム  その9             幕末も今も  *

          静岡大会のあと、山口でも感じたこと。

                 旧態依然。

        もう少し、先に進んでも良いのではないでしょうか。

       先を観て、展開を読んで、まず自分が道楽者となって、

        商人が、お客さまを引っ張って行く力が欲しいと感じた。

        自分のお客さまだけは、自分で守って行かなければならない。

          お客さまの為には、自身が前進するしかない。

         



           幕末、長州藩はどこの藩より先に進んでいた。

          私は、高杉晋作さんが好きで、山口大会の時も

           近くに在れば、墓参りしたかったのだが

           下関だと云うので、今回は断念した。

         幕末の獅子の中では、チョー個性的で粋な方だったと聞く。

        龍馬伝では、着流しに三味線を持って戦に出ていく姿が印象的だった。

      

              今の蘭界に欲しいのも個性。

              個性と個性の、ブツカリ合い。

               蘭は元々、道楽の世界。

       商人が安定を求め、イベント商法でサラリーマン化してしまっては

            蘭界に明日は、無いように感じてしまう。


 
              
           そろそろ、今までの自分から、飛び出してみんかい

           
             業界に、晋作さんや龍馬さんがいたら

              そんなことを言われてしまうかも。


                              蘭商 


                              
      

             

        

          



       

by 0130hide | 2011-11-02 00:09 | 蘭亭 コラム
2011年 10月 20日

園の入り口        リニューアルしました。






       
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by 0130hide | 2011-10-20 00:18 | 蘭亭 コラム
2011年 09月 30日

MAC & iPad & スマートフォン    三種の神器

                

         今年からマックを使用している、とてもいいです。

      人が人の為に作った感じがとてもいい、pcに愛着が湧いてくる、これは初体験。

         片時も、離れたく無い恋人、パートナー。言い過ぎかな。

           作り手の魂が、しっかり宿っています。
           
               そんな機械なんです。

               仕事も楽しくなります。

          人が機械と接していて、ストレスが無いっていいですよね。

        みなさんのお心を癒してくれる蘭、これからもご紹介させて頂きます。

        
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by 0130hide | 2011-09-30 00:06 | 蘭亭 コラム
2011年 09月 29日

コラム その8 *老舗*

秋らしくなった今日この頃。

秋は、やっぱり食欲の秋ですよね。

暑くて食欲のなかった頃と一変して、体調も季節に順応するものです。

秋の味覚の一つに、栗があります。

以前、知り合いに頂いて、ハマった*栗鹿の子*と言うお菓子があるのですが、ご存知でしょうか?

明治時代から続く信州、小布施の名産品です。
            obuse

一つの商品で、100年続いているって素晴らしいですよね。

私、老舗が大好きです。

好きと云うか、勉強になるので、たのしいです。

100年続いたと云うことは、100年間、人に必要とされたってことですか。

きっと責任感の有る方達が、守り続けているのでしょう。

店舗も時代感があったり、人にも興味が湧きます。

*栗鹿の子*ネットのオンラインショップで注文しようと思っていたのですが〜

やっぱり行って、老舗の空気を感じてきたいなと思っています。

伊豆からは300km。

お菓子買いに、往復6時間。

100年、300km、人を引きつける*栗鹿の子*  

タダモノではないです。

いや、それを作り、守り続けた方々が、素晴らしいんですよね。

わたくしも、かくありたいものです。

by 0130hide | 2011-09-29 01:12 | 蘭亭 コラム
2011年 09月 22日

コラム その7  *夢を仕入れるのは大変*

栽培している蘭に、突如縞が出てきたり、縞から覆輪に変化したり、墨だけの青に柄が入ったり。

自分の棚で、こんなことが起きると嬉しいかぎり。

愛蘭家冥利に尽きるもの。

登録品の中でも、金牡丹、黒牡丹や建国殿等に人気が有るのも、解る気がします。

最近では吟風ですか。

結果は1年先か、10年先かは、判りませんが、みなさん夢を買っていらっしゃるんですね。

でしたら私達商人は、夢を売らなくてはいけません。
と云うか、それでないとオマンマの食いあげ。生きていけません。

先日、とあるお棚で、トップクラスの蘭を4鉢分けて頂きました。

3日後、大会で会うとその方『凄く寂しくなって、あの日は寝付きが悪かった。蘭が出て行く時は、何ーんにも面白く無い。』とおっしゃっておりました。

『そりゃ、蘭は買う時が一番楽しいですよ、商人とて同じこと。蘭そのものとゆうよりも、夢を買うんですから。こん度は、ヨダレが出る様なのを探して来ますから、期待していてください。』と私。

アテは無いのだが、取りあえずその場はそう言って切り抜けた。


みなさん、夢の有る蘭を仕入れるのも、なかなか大変なんです。
因みに4鉢の内、2鉢は、中透けルビー根の登録品。漢字で書くと一文字の品種でした。

by 0130hide | 2011-09-22 19:44 | 蘭亭 コラム
2011年 09月 21日

大会御礼の挨拶 とコラムその6  *県民性*

大会は無事に終了させていただきました。
近県の方、遠方よりご参加くださった方々、ご苦労様でした。ありがとう御座いました。

大会売り上げ470万、例年の出来高の約半分ですが、これも今の富貴蘭界が、人気の有る証拠だと思います。
人気品の売り物は、極端に少なかったです。
展示品は逆に何時もより充実していた様に思います。

徳川家のお膝元と云う歴史的背景、静岡県の趣味者の層の厚さを感じました。
富貴蘭の栽培に適した環境と云う土地柄も、多くの趣味者、業者を支えてくれているのだと思います。

余談ですが、日本広しといえども、静岡ほど富貴蘭の業者が多い県は無いと思います。
しかし商人、栽培家とそれぞれのテリトリーが確立されているので、業者同士みな、仲がとても良いです。

思想の違いか、利害の違いか、他県では会が分裂したり、新しくなったりと云う話を良く聞きますが、それもこれも愛蘭家、数寄人に支えられての蘭界と云う初心に立って考えれば、お互いの利害でモノを言うのではなく、総てお客様の立場に立って改善、改革して行きたいものです、理想ですが。

しかし何故、静岡では、その理想が成り立っているかというと、
県人の『ほどほど満足すればという、良い意味でのいい加減さ、ノンビリ屋さん的性格』が上手くいく秘訣かも知れません。

余裕、遊びがないと車も真っ直ぐ進みませんし。大きく蛇行するより、早く良い結果が出るかも。

少しいい加減になること、謹んでお薦めいたします。 

by 0130hide | 2011-09-21 00:39 | 蘭亭 コラム
2011年 09月 18日

コラム その5  *朝顔の絵日記*

コラムと称して、言いたいことを勝手に書き綴ったが、少々ネタ切れ。
何か良いネタは無いかと、グーグルで「富貴蘭」と検索をかけてみた。

業者のホームページは飛ばし、趣味者と思われるブログを覗いてみる。

栽培日記の様なものが多かった。
とても面白い。
小学生の時に、朝顔の種を撒いて、観察絵日記をつけていた、あの頃を思い出し、懐かしく、童心に戻った感覚だった。

蘭を手に入れ、それが数年に渡り、大きく育って行く画像が、パラパラと展開して確認出来るサイトもあり、参考になる。

おもわずサイトの蘭が欲しくなってしまった、何故だろうか。こんな1本立ちを買って、大事にしてあげると半年後はこうなります。

そして3年後はこんなに素晴らしくなると、画像で見せられると、成長の遅いフウランも、こんなに増えるのと説得力がある。

柄の良く成るもの、派手に成って天葉が枯れると思ったら、下から子が一気に吹き出した。

ホント楽しい。

自分のブログと比較した、完敗である。

先日も高知の後輩に言われた『業者が売ろうとして書いているのと、趣味者の視点で書いているのでは、説得力が違うよ。趣味者が見た時は、同じ趣味者でも、自分よりレベルのちょっと高い人の書いたブログのほうが、共感を得られるでしょう。』

ナルホド。あの時の彼の発言を、今日やっと本気で納得し、心から受け入れた自分がいる。

愛蘭家の方々、大いに富貴蘭の楽しみ、又、その楽しみ方を多くの方々に分けてあげてください。
楽しいブログ、これからも宜しくお願いします。

最近のめざましい富貴蘭人気は、多くのブロガー様方に支えられていたんですね。やっぱり、お客さまは、神さまで御座います。

追伸 公開するかしないかは別として、ご自分のコレクションを栽培記録として、ブログに綴るのもいいものです。

やってみてはいかがでしょうか。

毎日見ていても少しも増えない蘭が、画像に残して振り返ってみると、違いがわかって面白いですよ。

by 0130hide | 2011-09-18 02:13 | 蘭亭 コラム
2011年 09月 16日

大会のお知らせ   静岡富貴蘭会美術品評大会

来週の月曜日19日 静岡ツインメッセ北館で開催されます。近県の方、振るって参加ください。宜しくお願い致します。
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至楽


by 0130hide | 2011-09-16 06:52 | 蘭亭 コラム
2011年 09月 13日

コラム その4  *御用聞き*

私の仕事のスタイル、基本的に、御用聞き型行商。

堤藍籠に何鉢かの蘭を入れて、お得意様の所に伺う、古いタイプの蘭の商人。

最近はインターネット、メール等便利な物も有り、おおいに利用させて貰っているが、ネットオークション等はその窓口の一つとして考えている。

なのでこれに依存してしまってはいけないと思っている。

オークション開催中は、蘭数寄な多くの方々に、観て頂ける手段として大変有効。現代では、この武器を使わない手はない。
しかし基本は忘れてはならないと、何時も自分に言い聞かす。

ここ数年、この新しい武器の御蔭で、沢山の新しい出会いを頂いた。

最近は、煩わしいと思われるのか、手持ちでお届けしたいと連絡すると断られることもあるし、是非来てくれと言われたり、お客様の要望もさまざま。

相手の顔を見ないで物を売る程、詰まらない商売は無いと、私は思うのだが。

以前、名古屋に本社の在る、某大手ラーメンチェーン店の会長さん(春蘭、万年青、富貴蘭等栽培)に、こんな話を伺ったことがある。

最近各店舗で売り上げのが下がっている現状を見て「1号店で自分が腕を振るっていた時は、お客さまが行列だった。

当時は濃いめのスープ、油を多めに、麺は固め、やわらかくしてと一杯のラーメンに、お客様の要望に全て答えていた。

いまはそこまで細かい要望に答えられないので、満足なサービスが出来ていない。

商売も広げすぎて眼が行き届か無くなってしまった。
それと会社の若い役員に、自分(創業者)の意思が伝わらない。」嘆いておられたのを思い出す。

お客様の要望を良く伺うこと、御用聞きの基本ですね。

あぁ、それに美味しい新メニューも開発していかないと、すぐに飽きられてしまいます。

当園も、いい味を出し続けていかないと駄目ですね。

by 0130hide | 2011-09-13 00:07 | 蘭亭 コラム
2011年 09月 08日

コラム その3  *反逆者*

日本で産まれて、日本人。

盆栽、山野草では無く、何故蘭なのか?

植物数寄なら色んな選択があったはず。

何故どうして蘭でなければならないのか、蘭でなければ自分が満足しないのか、真剣に考えたことがある。

正統派、本筋の物に対しての反逆、逆らって生きたいと云う、そんな変わり者の血が潜んでいる様な気がする。

例えばお茶の世界で振り返る。

本筋でいけば表千家、裏千家等のお抹茶の世界。

それに対してお煎茶の世界がある。

何時の時代も本道に行く人と、それに逆らい、逆向きに進む人が居る様な気がしてならない。

人と違うところにプライドを持ち、変わっていることに、喜びさえおぼえる。

いわゆる変人なのだ、と思う。

変人同士集まると、どれだけ変人なのかと競い出し、それが加速して行く。

蘭の好みも、その人、その人の変人ぶりで変わってくる。

基本的にそんな世界なのだ。

そんな世界で、そのまた逆、普通に大衆的に戻ろうとする人もいて、観察していると、とても面白い。

自分は世界で1番の変人で、1番の道楽者でいたいと思う。

私は、そんな一面を持った蘭の行商です。

by 0130hide | 2011-09-08 23:25 | 蘭亭 コラム