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2011年 09月 18日

コラム その5  *朝顔の絵日記*

コラムと称して、言いたいことを勝手に書き綴ったが、少々ネタ切れ。
何か良いネタは無いかと、グーグルで「富貴蘭」と検索をかけてみた。

業者のホームページは飛ばし、趣味者と思われるブログを覗いてみる。

栽培日記の様なものが多かった。
とても面白い。
小学生の時に、朝顔の種を撒いて、観察絵日記をつけていた、あの頃を思い出し、懐かしく、童心に戻った感覚だった。

蘭を手に入れ、それが数年に渡り、大きく育って行く画像が、パラパラと展開して確認出来るサイトもあり、参考になる。

おもわずサイトの蘭が欲しくなってしまった、何故だろうか。こんな1本立ちを買って、大事にしてあげると半年後はこうなります。

そして3年後はこんなに素晴らしくなると、画像で見せられると、成長の遅いフウランも、こんなに増えるのと説得力がある。

柄の良く成るもの、派手に成って天葉が枯れると思ったら、下から子が一気に吹き出した。

ホント楽しい。

自分のブログと比較した、完敗である。

先日も高知の後輩に言われた『業者が売ろうとして書いているのと、趣味者の視点で書いているのでは、説得力が違うよ。趣味者が見た時は、同じ趣味者でも、自分よりレベルのちょっと高い人の書いたブログのほうが、共感を得られるでしょう。』

ナルホド。あの時の彼の発言を、今日やっと本気で納得し、心から受け入れた自分がいる。

愛蘭家の方々、大いに富貴蘭の楽しみ、又、その楽しみ方を多くの方々に分けてあげてください。
楽しいブログ、これからも宜しくお願いします。

最近のめざましい富貴蘭人気は、多くのブロガー様方に支えられていたんですね。やっぱり、お客さまは、神さまで御座います。

追伸 公開するかしないかは別として、ご自分のコレクションを栽培記録として、ブログに綴るのもいいものです。

やってみてはいかがでしょうか。

毎日見ていても少しも増えない蘭が、画像に残して振り返ってみると、違いがわかって面白いですよ。

by 0130hide | 2011-09-18 02:13 | 蘭亭 コラム
2011年 09月 16日

大会のお知らせ   静岡富貴蘭会美術品評大会

来週の月曜日19日 静岡ツインメッセ北館で開催されます。近県の方、振るって参加ください。宜しくお願い致します。
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至楽


by 0130hide | 2011-09-16 06:52 | 蘭亭 コラム
2011年 09月 13日

コラム その4  *御用聞き*

私の仕事のスタイル、基本的に、御用聞き型行商。

堤藍籠に何鉢かの蘭を入れて、お得意様の所に伺う、古いタイプの蘭の商人。

最近はインターネット、メール等便利な物も有り、おおいに利用させて貰っているが、ネットオークション等はその窓口の一つとして考えている。

なのでこれに依存してしまってはいけないと思っている。

オークション開催中は、蘭数寄な多くの方々に、観て頂ける手段として大変有効。現代では、この武器を使わない手はない。
しかし基本は忘れてはならないと、何時も自分に言い聞かす。

ここ数年、この新しい武器の御蔭で、沢山の新しい出会いを頂いた。

最近は、煩わしいと思われるのか、手持ちでお届けしたいと連絡すると断られることもあるし、是非来てくれと言われたり、お客様の要望もさまざま。

相手の顔を見ないで物を売る程、詰まらない商売は無いと、私は思うのだが。

以前、名古屋に本社の在る、某大手ラーメンチェーン店の会長さん(春蘭、万年青、富貴蘭等栽培)に、こんな話を伺ったことがある。

最近各店舗で売り上げのが下がっている現状を見て「1号店で自分が腕を振るっていた時は、お客さまが行列だった。

当時は濃いめのスープ、油を多めに、麺は固め、やわらかくしてと一杯のラーメンに、お客様の要望に全て答えていた。

いまはそこまで細かい要望に答えられないので、満足なサービスが出来ていない。

商売も広げすぎて眼が行き届か無くなってしまった。
それと会社の若い役員に、自分(創業者)の意思が伝わらない。」嘆いておられたのを思い出す。

お客様の要望を良く伺うこと、御用聞きの基本ですね。

あぁ、それに美味しい新メニューも開発していかないと、すぐに飽きられてしまいます。

当園も、いい味を出し続けていかないと駄目ですね。

by 0130hide | 2011-09-13 00:07 | 蘭亭 コラム
2011年 09月 08日

コラム その3  *反逆者*

日本で産まれて、日本人。

盆栽、山野草では無く、何故蘭なのか?

植物数寄なら色んな選択があったはず。

何故どうして蘭でなければならないのか、蘭でなければ自分が満足しないのか、真剣に考えたことがある。

正統派、本筋の物に対しての反逆、逆らって生きたいと云う、そんな変わり者の血が潜んでいる様な気がする。

例えばお茶の世界で振り返る。

本筋でいけば表千家、裏千家等のお抹茶の世界。

それに対してお煎茶の世界がある。

何時の時代も本道に行く人と、それに逆らい、逆向きに進む人が居る様な気がしてならない。

人と違うところにプライドを持ち、変わっていることに、喜びさえおぼえる。

いわゆる変人なのだ、と思う。

変人同士集まると、どれだけ変人なのかと競い出し、それが加速して行く。

蘭の好みも、その人、その人の変人ぶりで変わってくる。

基本的にそんな世界なのだ。

そんな世界で、そのまた逆、普通に大衆的に戻ろうとする人もいて、観察していると、とても面白い。

自分は世界で1番の変人で、1番の道楽者でいたいと思う。

私は、そんな一面を持った蘭の行商です。

by 0130hide | 2011-09-08 23:25 | 蘭亭 コラム
2011年 09月 07日

コラム その2  *初心*

各蘭界でお世話になり30年が経ちます。

元々18の時に富貴蘭と接してはいたのですが、当時はまだ葉あたり幾らの時代。そんな価格表が存在していました。

今の富貴蘭界と比べれば10分の1の愛好者しか居なかったでしょう。
古典園芸界で日の目を見るちょっと前の話です。

当園先代の親父が、観音竹を商っていて、その取引先が大阪の御堂筋、大丸にお店を出されていました。

富貴蘭の注文を貰ったのですが、親父も私も、富貴蘭の富の字も知らず、浜松の天王植木、斉藤さんを訪ね、東出や玉金剛、西出都、金孔雀等の初級品を分けて頂き、注文に間に合わせました。

これが富貴蘭の仕事の始まりでした。

20歳の頃、安城市で日本富貴蘭会の大会が開催される情報を聞き、初めて一人で出向いていったこともありました。

大会のセリで、1本立ち大江丸縞が出て、15万円の声を掛け、1万円差の16万で競り負けた記憶があります。

あの時は、本当に悔しい思いをしました。

知識も自信も相場感もないので当たり前ですが、自分の中では、あの時競り負けた大江丸縞が、今でも最高の木になっています。

by 0130hide | 2011-09-07 23:24 | 蘭亭 コラム
2011年 09月 05日

コラム その1  *主観*

図鑑の広告にも書きました、18歳から(現在48歳です。)この業界を観て来ましたが、今の富貴蘭界は、まさに最盛期を迎えていると思います。

初めて韓国に蘭を見に行ったのは25の時、当時ビニールハウスだらけだった町が、今はオフィスビル、地価は何十倍にもなっているでしょう。

蘭屋さんは郊外にみな移っていきました。

30年前の業界は大阪池田の常磐園さん、浜松の天王植木さんが、トップを争っていました。

趣味者のトップは初代会長の藤井清七さんでした。

大阪方面には古い趣味者さんの大棚が沢山ありました。
工藤さん、角谷さん、宮本先生、城崎の木瀬さん、佐藤さん。また静岡県、愛知県にも古いお客さまが沢山いらして、色んなことを教えて頂きました。

その頃から振り返りますと、人も流通している蘭の品種も、まるっきり様変わりしております。

結果、当時人気の金牡丹の黄縞を欲しくて、大阪の角谷さんを訪問していたのが、現在は変わった奄美はないかと韓国に探しに行く。

羆を見たければ、藤井さん。

巧く交渉が成り立たず、日本海の城崎まで車を飛ばし木瀬さん、佐藤さんにお願いしたり。

現在は、豆葉の縞の新しいものはないかと韓国に飛ぶ。

20代毎月関西に出向いていたのが、最近は毎月韓国です。

今の富貴蘭界には30年前では考えられない様な新品種が続々と出て来ており、まさに最盛期。

江戸時代の将軍さんが見たらさぞ、よだれを垂らす様な蘭が、目白押しに発表されて来ています。

最近、他の古典園芸界の業者さん、お客さまに富貴蘭界の様子を聞かれます

。お答えする時はこう言っています。

「20〜30年はイケマス、それだけのネタが沢山ありますから。規模で春蘭界と比べると、100分の1位ですが、業界が小さいだけ、100倍の業界に成っていく可能性があります。それと比較的、歳の若いお客さまが多いいことです。」

これが春蘭界にも身を置き、30年間、日本と韓国を行き来してきました今の、私の主観で御座います。

200年近い歴史の中で、30年間携わっただけの若造の戯言ですので、聞き流して頂ければと思います。   園主敬白

by 0130hide | 2011-09-05 01:05 | 蘭亭 コラム
2011年 09月 01日

御挨拶 大観登録によせて     長月吉日

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9月に入り、止まっていた蘭の根も動きだしました。
人間も食欲を取り戻す時期。

蘭にも栄養のある水を与えてみようかと思います。

涼しくなり、らんの流通も活発になってきました。

来週は名鑑の編成と新登録の受付と審査。

当園では大観の登録を予定しております。

いつもでしたら、お客様におまかせしていることですが、「たまには東海園でもしたほうが良いよ」と云われ腰をあげました。

この大観、最初に扱ったのは10年近く前です。
愛知県のお棚で出会い、一目みて惚れ込みました。

登録品の慶賀を覆輪にしたイメージ。
湖東錦を遥かに凌ぐ芸。

葉姿、葉肉も良いし、何より新葉の立ちの色が象牙色で素晴らしいかったです。

株ごと東京上野の展示会に持ち込みました。

最初に眼を付けられた商人さんが井内勇氏、次が森岡武史氏。東西、目利きのお二方です。

特に井内氏は丸ごと譲って貰えないかと云う要望でした。
さすが富貴蘭界の東の横綱、四国山草園の園主さんです。

1本立ちをお二方にお譲りしました。

そんないきさつから大観の人気は始まり、今にいたります。

ここ5年の間に韓国に渡っていた数鉢の大観、そのほとんども日本に持ち帰り、お客さまの所で栽培して頂いております。

私がらんを見て判断する一つの大事な要素として、如何に多くの愛蘭家の方々の支持を仰げて、ロングセラーに成りうるかと云うことを1番大事に考えます。

私の主観に、この蘭はピッタリハマっております。

そして、ここ10年間のこの蘭の動きも、人為的操作なしに、ロングセラーそのものでした。

登録後も多くの愛蘭家の目に触れ、この蘭と親しく接して頂けることを願う次第です。 

                                      園主敬白

by 0130hide | 2011-09-01 10:43 | 蘭亭 コラム
2011年 08月 05日

自然と野生蘭の新企画から富貴蘭写真集 8月15日発売

これは当園の広告
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by 0130hide | 2011-08-05 13:00 | 蘭亭 コラム
2011年 05月 20日

栽培室リニューアル

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今回、お客様に協力して頂き棚を高くしてみました。大変、観賞しやすくなりました。
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湿度取りには、スプリンクラーが自動で2時間おきに5分間作動します。
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動力200wの中温用エアコン、暖房16度、冷房28度にセット可能です。
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換気扇、吸気扇、排気扇とサーモ。25度で作動します。
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貯め置きの水で液肥を散布、今の時期はアミノメリット青ラベル1000倍です。

by 0130hide | 2011-05-20 17:38 | 蘭亭 コラム
2011年 05月 12日

蘭亭の庭  菖蒲が咲きました。

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by 0130hide | 2011-05-12 23:41 | 蘭亭 コラム